
転職して気持ちを変えていきます。
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転職
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最終面接のそのひと言が命取り
IT エンジニアの世界でも、中途採用を積極的に行う企業が増え、以前に比べて転職が容易になっている。その一方で転職した後に、「転職に失敗した」といって人材紹介会社に駆け込むITエンジニアが急増中だ。失敗しないためにできることは何か。パソナキャリアの人材コンサルタントがそんな疑問に答えよう。 プロジェクトでは、さまざまなリスクを想定して行動すると思います。転職も同じです。転職をするまでも、さまざまなリスクが顕在化する可能性があります。 しかし、失敗を気にしすぎて、本来の転職すべきタイミングを逃してしまう人もいらっしゃいます。今回は、転職をやっと決意したものの、転職をあきらめることになったMさんの例をご紹介します。 ■ほぼ内定の最終面接が、あるひと言で台無しに 転職活動は、意外と体力的にも精神的にもパワーを必要とされるものです。 求人企業の求人を確認することから始まり、職務経歴書・履歴書を作成して企業に提出。場合によっては数週間以上も書類選考の結果を待ち、合否の知らせをもらいます。仕事をしながら転職活動をする場合は、残っている有給休暇や仕事の状況を気にしながら面接の日程を調整することもあるでしょう。せっかく意気込んで休暇を取ったのに、そんなときに限って不合格の連絡が……。気を取り直してほかの企業の面接に臨み、そしてやっと最終面接へ……。 最終面接は、選考の意味合いがほとんどない企業があります。そうした企業では、通常給与をはじめとする勤務条件の提示を行うのです。しかし、企業は内定を出すつもりだったのに、最終面接の場で転職希望者があるひと言を口にしたために、不合格になった例もあるのです。 ほぼ合格のはずだったのに、不合格になってしまったひと言」とは何でしょうか? その言葉を中心にある事例を紹介します。 ■スキルもリーダー経験も十分だったのに 最初に紹介するのは、国内大手システムインテグレータ(SIer)で不合格になったMさん(28歳)の例です。Mさんは、国内の中堅SIerで、通信系の企業向けのソリューションの提案・開発を担当していました。 さらに大規模なプロジェクトを担当したいという気持ちとともに、年収アップも狙って転職活動を始めました。上流工程やリーダー経験もあるMさん。お会いした印象は活発な感じで、スキルも経験も十分ですし、コミュニケーション能力も高く、大手SIerへの転職も十分可能だと判断しました。そして、その転職を実現すべく、書類を数社の大手SIerに提出したのです。 Mさんの選考は、予想どおり順調に進みました。応募した5 社のうち、何社かから内定の提示を受けました。さらに、第1希望であるC社も最終面接に進みました。最終面接の内容は、執行役員との面接でした。ほとんどの方が通過する儀礼的な面接だということは、事前に人事の方から伺っていたので、Mさんにリラックスして臨むよう伝えました。 緊張しながらも、Mさんは執行役員の質問に答えていくうち、ある程度の手ごたえを感じました。そのときMさんが何気なく尋ねたのが、 「ところで、年収はどのくらいいただけるのでしょうか?」 という質問だったのです。その回答はありませんでした。その後いくつかのやりとりをして面接は終了しました。 数日後、C社の人事の方より連絡がありました。「残念ながら、Mさんの採用は見送りとなりました。理由としては、最終的に報酬などにこだわる受け身な姿勢が気にかかったからとのことです。『いくらもらえるか』というような質問もされたそうで……」 Mさんは年収にこだわっているわけではないことを、コンサルタントより人事に説明してもらいましたが、一度決定された不採用は変わらず、結局MさんはC社をあきらめたのです。 ■いつものプレゼンどおり、順調に話を進めたが Kさん(34歳)は、事業企画関係のキャリアを積んだ方です。ITエンジニアとしての経験をバックボーンに、インターネットサービスのビジネス企画・プロジェクトを推進する経験を積んできました。今回転職するとしたら3回目になります。 さらなるキャリアアップを目指すKさんが狙うのは、インターネット系の企業P社の事業企画マネージャのポジションです。P社の人事の方によると、将来的には部門のマネジメントなどを担うことが期待されているとのことでした。 P 社の最初の面接は、現場のITエンジニアとの面接でした。Kさんと同年齢ぐらいの方と若手の方が同席し、これからのアイデアを互いに出し合い、面接はかなり盛り上がりました。もちろん、その面接では合格です。面接官をした方からは、「ぜひ合格してください。応援しています」という言葉ももらったそうです。 2次面接の人事・役員面接もスムーズに進み、残すは最終面接だけとなりました。 最終面接は、一度面接した役員を含めた複数の役員との面接です。いままでのキャリアに関する説明やこれからのビジネスに関する提案などを行いました。さまざまな企業への提案に慣れたMさんの話は、周囲を引きつけました。役員とのやりとりの話も盛り上がります。そんなとき、Kさんの口から出てしまった言葉が、 「御社の問題は、○○ですね」 何となく、面接の場の雰囲気が変わったのに、Kさんも気付いたそうです。ざっくばらんな雰囲気で企業へ提案していたいつもの癖が出てしまった、と後悔しても始まりません。何とか、その場はフォローしたものの、Kさんはこの面接が失敗だと分かりました。そしてKさんの感触どおり、数日後P社から不採用の通知が届きました。 ■最終面接はあくまで面接 MさんもKさんも、ほとんどの方が合格するはずの最終面接で不採用となってしまいました。その理由は、共通です。最終面接は選考であることを忘れてしまっていた、ということです。 M さんの場合は、条件の交渉を行うべきタイミングではないのに、焦って年収の話をしてしまったのが失敗のもとでした。本来であれば、最終面接の後に、私たちコンサルタントからほかの企業での内定の提示状況を人事担当にお話するなどして、年収アップの交渉は可能だったのです。 Kさんの場合は、あまりに面接でフランクになりすぎたため、まだ入社する前に企業の批判を行ってしまったことが原因でした。中途採用で入社するからには、まずはその会社のやり方などを知ってから、改善に関する発言を行う、という意識が抜けていたのかもしれません。 最終面接は、条件を確認して社長と握手をするだけ、という企業もあります。しかし、たとえいままでの実績では最終面接で不採用になった人がいない企業でも、採用通知書を手にするまでは、不採用になる可能性があるのです。 最終面接となると、長い転職活動も終わりが見えてきて、気が抜けてしまう方もいらっしゃるでしょう。しかし、最終面接でのひと言によって、いままでの転職活動が水泡に帰してしまうこともあることを忘れずに、転職活動を進めていただければと思います。 PR |
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「強い個人」の「一身上の都合」
コンサルタントにとって担当プロジェクトが変わることは転職の疑似体験をしているようなものです。だから本当の転職をするときは余計に感傷的になるように思います。 転職とはとても慎重な「決断」で、しかも重要な「人生の節目」です。 以前のエントリでも書いたように、転職とは、ポジティブにやるべきであり、ネガティブにやってもいいことない、と小職は信じています。 ただ、現実、ビジネスマン・ビジネスウーマンとして活躍する多くの人達の中には、もっと複雑な事情の絡み合いの中で、「転職」する人もいます。 どんな「強い個人」であっても、辞めるときに切り出す単語。 「一身上の都合」 それは、この本を読むと、すごい感動的、衝撃的な背景に、たった6文字の言葉に続く退職(転職)へのストーリーがあちこちに存在することがわかる。 正直、今までITメディアさんからいただいた中で、一番感動的だった本です(自分的に)。 どんなに頑張っても、気遣っても、我慢しても、報われない「とき」がある。 でも、ほんとに頑張って、気遣って、我慢した人には、必ず報われる「とき」もきます。 「会社を辞めよう」「転職しよう」と何度か考える人は結構多いと思いますし、私も思いついた回数は両手どころの数ではありません。 実際一度しか転職していませんが、何度も悩み、すごい時間もかけ、検討に検討を重ね、ついに12年半いた前職を辞め、現職に就き。 あんまりリスペクトされているとも思っておらず、オフィシャルなフェアウェル(送別会)もなく、ひっそり辞めていく覚悟でしたが、幸運にも、結構数の方が送別会の場を設けてくださり、とても嬉しかったのを記憶しています。 意外に狭いこの世の中。 みんな、すごーく悩みに悩み、考え抜いて退職・転職していく。 丁寧に進めている人、イコール、日頃の仕事でも丁寧な姿勢で明確に意志ももって進めてきた「強い個人」には、会社を去っても強い人的ネットワークが残ってくれます。 |
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システムの一部しか見えない環境にいたくない
ITエンジニアは、どのような理由で転職を考えるのか。いくつかの事例から、転職者それぞれの課題と解決のプロセスを紹介する。似たような状況に陥ったときの参考になるだろう。 ITエンジニアが転職を考えた動機、抱えていた課題とそれを解決したプロセスを紹介する本連載。今回は企業の社内情報システム部門、いわゆる社内SEに関する話題を取り上げます。 私がお会いする転職者には、社内SEを希望する人が多くいます。でもその理由は人それぞれ。そして、企業の情報システム部門の仕事を本当に理解して希望している人ばかりとはいえません。 「なぜ転職するのか」という理由は、転職活動の本質ともいえる重要なもので、ここをはっきりとらえていないと大失敗をしてしまいます。転職理由の大切さを伝えてくれる一例を紹介しましょう。 ■松田さんからの久しぶりの電話 松田さん(仮名)から電話をもらうのは1年ぶりでした。彼は以前私がサポートをし、中堅システム開発(SI)会社から専門商社の情報システム部門に転職したITエンジニアでした。 「久しぶりですね、お元気ですか、松田さん。その後、お仕事は順調ですか?」。そう語りかけると、松田さんの口からは意外な言葉が飛び出しました。「実はその件でお電話したんです。紹介してもらっておいていいにくいのですが、また転職を考えているんです」 私は驚きました。「えっ、本当ですか!あんなに喜んでらっしゃったのに……。それにまだ1年ですし……」。多くの人の転職を支援する中でも、特に採用内定を獲得したときの喜びようが印象的な人でした。あれほど幸せそうに転職していったのに、いったいなぜ、こんなに早く転職を考えるようになったのでしょう。私はさっそく松田さんと会うことにしました。 ■仕事の内容が変わった 久しぶりに会う松田さんはどこか気まずそうで、そして少し元気がないようでした。再び転職を考えているわけを尋ねると、松田さんは重い口を開いてくれました。 「実は、3カ月前から仕事の内容ががらっと変わったんです。入社からそれまでは、営業支援システムや契約管理、物流システムなどの基幹システムの刷新プロジェクトにかかわり、とてもやりがいのある毎日だったんです……」 松田さんが転職を考えている理由は、現在の仕事の内容に関するものでした。 松田さんが現在在籍する会社では、以前からホストコンピュータで構成されていた基幹システムの全面刷新が進んでいました。1年前に転職した松田さんも、このプロジェクトに参画する予定で入社したのです。 入社後、予定どおり基幹システムの刷新プロジェクトに配属された松田さんは、一生懸命に仕事に打ち込みました。社内SEとして働くのは初めてで慣れないことも多く、仕事はハードでしたが、とても充実していると感じていたそうです。 そしてシステムは完成し、リリースされました。それが3カ月前のことだったのです。 ■システムは使うために作るもの システムが完成すれば、仕事内容も開発フェイズから運用フェイズに移行します。社内SEの重要な仕事の1つがこの運用フェイズ、要するにシステムを使用していくことなのです。 情報システムのエンドユーザーには、それぞれ会社が属する業界の仕事があります。当たり前ですがそれが本業で、情報システムは本業を全うするための手段の 1つにすぎません。生産工程やそのほかの業務の効率化、競合他社との差別化など目的はさまざまですが、情報システムの構築自体が目的になることはありません。 システムの運用の過程で、機能追加や細かい変更などの開発が発生することはありますが、ゼロベースで情報システムを企画開発することはまれであるといってよいでしょう。 加えて社内SEの仕事には、PCやソフトウェアのライセンスなどの在庫管理や社員のヘルプデスク業務、情報システムの調達やプロジェクト管理に関するさまざまな事務処理などもあります。 社内SEを希望するのなら、こういった社内SEの業務内容を十分認識したうえで応募すべきであり、松田さんにはその点が欠けていたといえます。 松田さんは入社前、上司となる情報システム部の部門長と念入りに打ち合わせをしたはずでした。でも希望の職種に転職できるという喜びのあまり、転職することのリスクを少なく見積もってしまったとのことでした。 ■松田さんが転職に求めていたものは 再転職を望む松田さんがここで確認しなければならないこと、それは社内SEを希望したそもそもの理由です。私は松田さんに問い掛けました。 山口(筆者) 松田さん、社内SEを希望されていた理由をもう一度思い出してくださいますか。 松田 はい、社内SEを希望した理由ですか……。情報システム全体を俯瞰(ふかん)したかったからです。前職では部分的にしか見えなかったもので。 山口 そういった意味では、いまのポジションはユーザー側ですから、全体を把握しやすいのではないですか。 松田 はい、そのとおりですが、運用となるとあまりやりがいが持てないんです。しかも技術からは遠ざかって事務的な仕事が増えましたし……。 山口 そうすると社内SEに限定して転職をする必要はないのではないでしょうか。 松田 えっ、またシステム開発の会社に? 私は前述のような社内SEの仕事内容について説明し、松田さんにきちんと理解してもらいました。そのうえであらためて、「情報システム導入の全体を俯瞰できる仕事」という意味でSI企業への転職を提案しました。 山口 松田さんが希望されている仕事は、社内情報システム部門でないと実現できないものではないと思います。情報システムの企画開発に一段高いポジションでかかわりたい、そういう意味では、運用が多いユーザー側よりSI企業の側に多くチャンスがあるのではないでしょうか。 松田 そうですね、前の会社の仕事は大手企業からの下請けがほとんどで、システムの全体感がつかめなかったし、つかむ必要もなかったように思えます。でも元請けのSI企業ならシステム全体を把握して仕事ができる。ぜひチャレンジしたいです。いまならそう思えますよ! ■1年ぶりの転職活動、そして内定 こうして再び転職活動を始めた松田さんは、大手SI企業数社にアプローチ。転職後わずか1年での再転職で難航するかと思った書類選考は、思いのほか首尾よく進みました。短い期間とはいえユーザー側で仕事をした経験も、とても好意的に受け取られたようでした。そして松田さんは、意中の会社から採用内定を獲得することができたのです。 私は松田さんに、内定をもらった会社のSEマネージャとオファー内容に関する打ち合わせを行うことを勧めました。松田さんのやりたい仕事の内容や将来へのキャリアビジョンなどを伝えることで、入社後のギャップを回避するためです。 企業側は快く対応してくれました。未来の上司は松田さんの話を聞き、会社の事業方針や業務内容、社内でのキャリアパスを考慮したうえで、「ぜひ一緒に頑張りましょう」と温かい言葉をかけてくれたようです。松田さんの心から、転職に関する不安が一掃された瞬間でした。 ■転職をする本当の理由をよく考えよう 転職では、最初と最後が肝心です。転職先を決める最後の意思決定が重要であることは、皆さんよく分かっているかと思います。しかし、転職活動を始めるときに「なぜ転職するのか」「何を解決するための転職なのか」をはっきりさせることも、最後の意思決定と同じくらいに重要なのです。 今回紹介した松田さんは、一度の失敗を経て夢をかなえることができました。でも、失敗の中身によっては再起ができない可能性もあります。 転職を思い立ったときこそ冷静に、よく考えて物事の本質を見極めるべきです。間違いのない転職のために、一度人材紹介会社のサービスを利用してみてはいかがでしょう。客観的に転職のテーマを浮き彫りにするお手伝いができると思います。 |
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転職スカウト、最後は会って決めるべし
■人材紹介会社の人と会う 前回は、「転職スカウトサービスの2つのメリットを理解する」と題して、スカウトサービスのメリットを述べ、その後人材紹介会社をどのようにして決めていけばよいかについて解説しました。 スカウトメールに対して返信するなどしてやりとりをした後は、その人材紹介会社の人とアポイントメントを取り、実際に会っていろいろとお話しすることになります。 人材紹介会社のコンサルタントと会うと、いろいろな面が見えてくるものです。「スカウトメールで想像したとおりの人材紹介会社/キャリアコンサルタントだった」というものもあれば、「スカウトメールから想像していたのとは全然イメージが違っていた」といったこともあるでしょう。中にはスカウトメールを出した人とは別のコンサルタントが対応することもあるので注意が必要です。 会って話をした結果を踏まえて、最終的に利用する人材紹介会社を決定します。 では、会う段階で人材紹介会社/キャリアコンサルタントを見極めるポイントはどこにあるのでしょうか。それは、 1. キャリアコンサルタントが属する会社の紹介や自己紹介をきちんと行うか 2. 事前にあなた(登録者)の登録したプロフィールや希望内容を見てくれたか 3. あなたの希望などを正しく理解でき、それに沿ったキャリアの方向性を提案できるか 4. あなたにマッチした企業/求人案件を提案できるか 5. 転職プロセス全体についてアドバイスできるか といった点です。以下それぞれについて説明していきたいと思います。 ■キャリアコンサルトが自身の所属する会社の紹介や自己紹介をきちんと行うか これは当たり前のことだと思います。しかし、意外と行わない会社もあるようです。自分の会社がどういう会社であり、自己紹介として、前職では何をやっていて、キャリアコンサルタントになって何年になるのか、何に強みがあるのかなどをきちんと話してくれるかどうかは、とても重要な判断材料の1つとなります。 キャリアコンサルタントは、皆さんの経歴や得意な分野をお聞きするわけです。礼儀として、その前に自身が勤めている人材紹介会社について、キャリアコンサルタント自身のことをまず紹介すべきだと思うのです。 それが、双方向のコミュケーションではないでしょうか。 ■事前にあなたの登録したプロフィールや希望内容を見てくれたか スカウトメールを出した相手と会っているので、事前にプロフィールを見てくるのが当たり前です。ですが、中には定型文でたくさんの求職者にスカウトメールを出していたり、スカウトメールを出す人と実際に担当する人が異なる場合などがあるようです。そのような場合、プロフィールを事前に確認していないことがあります。 「あなたのキャリアならこの企業をお勧めします!」「ぜひ一度お会いしましょう」なんてスカウトメールが来たので喜んで会いに行ったら、「ではまずあなたの経歴を説明してください」「では、どんな企業を希望しているのですか」なんて、まるで自ら人材紹介会社に登録しにいったかのような対応をされ、びっくりされた人もいるかもしれません。こうなるともはや「スカウト」でもなんでもありません。 スカウトメールの延長線上できちんと話してくれるかどうかは、重要な試金石、ポイントといえます。 ■あなたの希望などを正しく理解でき、それに沿ったキャリアの方向性を提案できるか キャリアコンサルタントに対して、あなたの業務内容を詳細に話していると、そのコンサルタントが本当にIT業界に強いのか否か見えてくるはずです。 最近はIT業界出身のキャリアコンサルタントが増え、話が通じやすくなりました。が、中には初歩的なことを質問してくるキャリアコンサルタントもいるのは事実です。そのようなキャリアコンサルタントは敬遠した方がよいと思います。 また、あなたの仕事内容を理解したうえで、あなたが何に悩み、どんなことを希望しているのかを理解できるかも重要です。これが理解できないと、転職メリットのある会社を紹介することはできませんし、ほんとに親身になってくれるかどうか分かりません。 あなたの経験や希望などからすると、こんなキャリアの方向が考えられますよ、といった客観点なキャリアプランのアドバイスができる方なら信頼できると思います。 ■あなたにマッチした企業/求人案件を提案できるか では、実際に転職活動を始めるとなれば、具体的な企業を紹介してもらうことになります。あなたの希望を理解したうえで、それにマッチした案件を的確に紹介できるか否かは、よい人材紹介会社を見極める重要なポイントの1つです。 ただ「こんな企業がありますよ」というだけではなく、「あなたのキャリアパスを考えると、こういう形態の企業に転職し、こんなキャリアを積むことが最適だと考えます」「この会社にもし転職すれば、現状と比べてこんなメリットが考えられます」といった「その企業を提案する理由」を含めて提案できるかが重要です。 そのほかにも、紹介する企業が元請けのシステムインテグレータ(SIer)なのか、2次請け以下のSIerなのかなど、「業界内での位置付け」を正しく説明してくれるかどうかも重要です。IT業界とはいえ、多くの形態の会社が存在し、業務もそれぞれです。同じような会社で同じような仕事に見えても、実際は微妙に異なることがあります。 具体的な企業をあなたに提案するということは、各企業や業界について知識・情報を持っていないとできないことです。こうした知識・情報も大きなポイントになります。 ■転職プロセス全体についてアドバイスできるか 転職活動のプロセスや職務経歴書についてのアドバイスを的確にしてくれるかどうかは重要なことです。さまざまな局面で人材紹介会社のアドバイスが必要になってくるはずだからです。 転職活動初期の段階では、特に職務経歴書の書き方や効果的なアピール方法などについて、しっかりとしたきめ細かいアドバイスをしてくれるかどう、きちんとチェックしておきましょう。 ■最後に大事なことは 転職スカウトサービスは、これまで3回にわたって述べてきたように、転職活動において非常に有効なものであります。 ただ決してインターネットの世界だけでのコミュニケーションや情報収集にとどまらないで、必ずスカウトメールに返信をした人材紹介会社には、積極的に直接会っていろいろと話をしてみてください。ネット上では見えないものが、会って話すことでさまざまなことが見えてくるはずです。 スカウトサービスも、最終的には人と人との信頼関係をどう築いていくかということに終始します。信頼できる人材紹介会社/キャリアコンサルタントを持つことができれば、転職活動の成功の可能性は高くなります。 ぜひ転職スカウトサイトを活用し、あなたの目でしっかり確かめて、あなた専任のキャリアコンサルタントを見つけ出してください。 |
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転職スカウトの2つのメリットを理解する
前回の「転職スカウトの基本を理解する」で、転職スカウトサービスの基本と、その際に人材紹介会社を使うメリットについて解説しました。そこで今回は、転職スカウトサービスを利用するメリットについて説明したいと思います。 メリットの1つ目は、自分に合う人材紹介会社を効果的・効率的に探せるということでしょう。 転職したいので人材紹介会社を利用しようと思っても、世の中にどんな人材紹介会社があるのか、また、それぞれがどんな特色を持ち、自分にマッチするのかどうかということは、よく分からないのが普通でしょう。 ■人材紹介会社の良しあしをスカウトで知る だからといって、いきなり自分から人材紹介会社の門をたたくのは、何となく抵抗があるでしょう。広告などを見ると「弊社はXX業界に強い」なんてうたう人材紹介会社もあるようですが、本当にそうかは、部外者からは分かりにくいものです。 そこで転職スカウトサービスが登場するわけです。転職スカウトサービスに登録しておけば、あなたが登録した内容に興味があれば、複数の人材紹介会社からスカウトメールが送られてくるはずです。そしてその中から、自分自身に合うと思った人材紹介会社を選択すればいいのです。 ■人材紹介会社を選択する 中途採用において、企業は皆さん(転職希望者)を選考します。それと同様に、あなたが人材紹介会社を選考(書類選考・面接)すればいいのです。人材紹介会社が皆さんにスカウトメールを送るという行為は、いわば、「あなたが利用する人材紹介会社に立候補します」といった「応募」のようなものです。送られてきたスカウトメールの中から、これだと思うものを選んで(これで書類選考通過)、返信をします。その後実際に人材紹介会社のコンサルタントと会って(面接)、最終的に利用する会社を選択します。 自分でどんな人材紹介会社があるのかを調べたり、自分から連絡したり登録したりといった手間も省けますし、ご自身のプロフィール(匿名ですが)を見たうえでスカウトメールを送ってくる企業ばかりですので、自分から人材紹介会社を実際に訪ねるよりも、自分にマッチした企業と出合える確率は高くなると思います。 ■人材紹介会社を利用する意外なメリット 転職スカウトサービスを利用する意外な第2のメリットは、特殊な案件数の少ない求人を効率良く探せるというものです。 特殊というのは、例えば、 (1)勤務地が特殊というか広い範囲を網羅している:例えば沖縄・北海道など (2)求める経験が特殊:オープンソース研究の経験者、データセンター立ち上げの経験者など (3)ポジションが特殊:事業会社内の情報システム企画、企業内の教育研修担当など といった求人は、なかなか自分だけで探すには情報も少なく難しいものです。 そこで転職スカウトサービスには、こんな条件で仕事を探していると、特定の条件を記述したうえで登録するのです。それを読んだ人材紹介会社のうち、その特殊な案件を知っているところがあれば連絡をしてくるでしょう。この場合は、1回登録しただけではなかなか人材紹介会社が案件を見つけられないこともありますので、何度か継続して登録し続けることが必要でしょう。登録を継続しておけば、人材紹介会社がその特殊な求人情報を入手した時点で登録者の中からマッチする方を探し出すので、お声が掛かる可能性は高くなると思います。 ■人材紹介会社の選び方 転職スカウトサービスのメリットをご理解いただけたところで、次にスカウトメールをもらった人材紹介会社の中から、どのようにして利用する人材紹介会社を選別すればよいのかを、以下の2点についてご説明いたします。 (1)スカウトメールの選別方法(どの人材紹介会社の人と会うか) (2)実際に人材紹介会社の人と会ったときの見極め方(どの人材紹介会社を最終的に利用するのか) 転職スカウトサービスに登録すると、先ほども述べたように、さまざまな人材紹介会社からスカウトメールが届くと思います。そのメール内容もさまざまでしょう。それらのどれに返信するか迷ってしまうことも多そうです。その場合の判断ポイントとして、以下の4つがあると思います。 (ア)どんな人材紹介会社なのか (イ)スカウトメールを送ってくれたキャリアコンサルタントはどんな人か (ウ)あなた向けのメッセージは的確か (エ)興味の持てる求人情報があるか これら4つのうち、すべてではなく、何か1つでも興味がわく要素があれば、積極的に返信をしてもよいのではないでしょうか。また、転職スカウトサービスを利用できるWebサイトには、各人材紹介会社の会社概要(人数、場所、創立年、強い分野など)が掲載されているはずですが、それは判断材料としては参考程度にするのがよいと思います。 結局、企業よりは担当してくれるキャリアコンサルタントの技量・経験がよっぽど重要です。人材紹介会社選びは会社の規模などだけでは判断できないのです。大きな人材紹介会社には多くのキャリアコンサルタントがいるからといって、自分に合うコンサルタントもいるだろうと判断するのは早計です。規模が小さい会社であっても、経験豊富なコンサルタントはいるものです。 有名なタレントなどを使った広告などの「イメージ」だけでの判断は禁物です。ちなみに筆者は昔、社内SEからコンサルタントファームに転職しましたが、その際にお世話になった人材紹介会社はわずか2人のキャリアコンサルタントしかいませんでした。それでも特定の企業にしっかりパイプを持ち、的確なサポートをしていただきました。 ■キャリアコンサルタントはどんな人か では、どんなキャリアコンサルタントかは、どう見分けることができるのでしょうか。 あなた専任のコンサルタントとして、その方の判断でキャリアの提案や企業/求人の提案をあなたにするでしょうから、どういう人物かを判断することはとても重要なのです。 スカウトメールの中に、ちょっとした自己紹介文が付いてくることが多いと思います。そういった内容も判断材料の1つとなります。特定の業界での勤務経験があるとか、特定の業界への紹介実績が豊富であるとかです。 経験・技量を持っているコンサルタントであればよいのですが、そのコンサルタントがIT業界への知識が乏しかったり、あなたの経験や希望を正しく理解できなければ、的確な提案ができず、いくらその人材紹介会社がたくさん求人案件を持っていたとしても、何の意味もないのです。 ■あなた向けのコメントは的確か スカウトメールの中では、あなたが登録したプロフィールや希望のコメントに対して、コンサルタントなりの見解(こんなキャリアが考えられます、こんな企業が考えられますなど)をメッセージとして書いてくることもあります。それは大きな判断材料となるはずです。 これは人材紹介会社がちゃんとあなたのプロフィールを見たうえで、「本気で」スカウトメールを出しているかの判断材料となるからです。 スカウトメールの中には、不特定多数の誰にでも送っているのではと思われる定型文っぽい、用意されたテンプレートから作成したようなメールもあります。そうした場合、ひょっとしたらあなたのプロフィールをきちんと読んでくれていないかもしれません。 一方で、例えば「私は今後上流工程にチャレンジしてみたいと思います」といったコメントを書くと、「いままでのこんな経験を生かせば、十分上流にチャレンジできますよ」「現時点ではすぐに上流というのは無理かもしれませんが、こういうステップを踏めば将来可能かと思います」というように、的確にメールを返してくるケースもあります。 そのコメントが自分にとって的確であればいうことはないのですが、たとえ100%的確でなくとも、一生懸命自分のことを考えてくれそうだな、ぐらいの判断材料になるかもしれません。 ■興味の持てる求人情報があるか、ありそうか スカウトメールの中には、具体的な企業名が入った求人情報を載せてくる場合もあります。 特殊なスキルをお持ちだったり、限定的な希望をお持ちの方にとっては、どういった求人を人材紹介会社が持っているのかは、判断材料の1つとなると思います。前から興味がある企業や自分の希望にかなり近い求人をずばりスカウトメールに載せてきた場合には、この会社なら自分の希望をよく分かってくれるのでは、といった判断もできます。 ただ、IT業界の場合は、どんな職種であれ、かなり多くの企業/求人があります。スカウトメールではすべてを載せることはできませんし、どういうキャリアを目指すかによって、転職をお勧めする企業も変わってきますので、一般的には求人情報そのものはあまり載せないことの方が多いのではないかと思います。 そのため、求人情報がスカウトメールに載っている/載っていないということだけで、その人材紹介会社が求人案件を数多く持っている/持っていないという判断はできませんので、前述の会社内容と同じく、参考程度の判断材料にしておけばよいと思います。 以上の4つのポイントで、気になるスカウトメールを選別して、ぜひ積極的に人材紹介会社に返信をしてみてください。 |
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